マスタークラスを聴講しました。

今日はアドリアンのマスタークラスの聴講をしました。
ライネッケとヒンデミットでした。

通訳の方はいるけれど、もろに聞こえて来るドイツ語。

昔ドイツ語を半年必死で勉強して、ドイツ語で奏者へ直接あなたのレッスンを聴講させてくださいとメールを書き、パリから夜行列車に11時間乗りミュンヘンへ行き、ゲヴァントハウスの首席ピッコロ奏者ヒンツェのピッコロレッスンを聴講し、泊まらずにトンボ帰りまた夜行列車と言う事をしたのです。(1回だけじゃない。今も若いけど当時も若かった!)
列車は一番したのランクで相部屋だったからトルコ人の女の子にドイツ語で話しかけられたり、アイルランド人とドイツ人の英会話に入れずにしょんぼりしたりしました。

ドイツ人の車掌さんが頑張ってフランス語話してたり、秋だからパンプスで行ったら雪が降って寒すぎてブーツ買ったり、Subwayサンドをドイツ語で頼もうと思ったら超ハードル高かったり、
学校の場所、レッスンの部屋の場所、貼ってあったコンサートの紙、金属のロッカー、中央の階段の光沢、とぼんやりした太陽光のコントラスト、ドアの重厚さ、譜面台の色、ボロさ、ヒンツェの音の伸びやかさ、生徒の初見能力とわずかな母国の訛り、どうやって体を使うとか、オケでどうやって吹くとか、フルートとピアノと合わせての具体的な、実践的なレッスンでした。

本当に本当に本当に大好きな奏者です。

ドイツ語がそれを思い出させました。
そうそう。こんな感じよ、わからない言語を聞くのは。断片的にわかるのです。
一生懸命聞いてぐったりでした。

やっぱり外国の方なので、生徒を一人の人として、演奏する時にどうやって演奏したいとか、どう言う風に聴かせたいから何をやっているのかとか、そう言うのを投げかけるレッスンスタイルでした。

日本は比べると、これをしなさいあれをしなさいあれをやっちゃダメそれ違うと言う傾向が強いかな?と思います。

私は生徒主体のレッスンをしたいです。