フルートレッスン:「どうやったらできるか

今日はMさんのフルートレッスンでした。

回を重ねるごとに音色も良くなるし、そのおかげで息も続くようになりました(^^)うれしい!

しばしばレッスンでは、そこ、タンギングが遅れてる、そこ、音程が悪いと言う言い回しが出てくると思います。

大切なのは今の現状確認「遅れる」「悪い」と言うことではなく、さらにその先の「タイミングが合う」「音程が良い」を作ることです。

では、どうしたらその状態が作れるでしょうか?そのためには原因を突き止め、適切な対処をする必要があります。そして、タイミングが送れる、音程が悪いという一つの問題点の中には様々な原因があります。

①外的要因(?)
フルートのタンポが破れていたり、コルクの位置が狂っていたり、もしかしたら垂直に落としてしまってちょっと管の長さが短くなっているとか(!?)

②音自体の認知の問題
そもそも、タイミングの良い状態と言うものが頭の中で描けていない、そもそも、音程の良い状態と言うのが頭の中で描けていない、もしくはその認知が実際に必要とされているものとずれている状態

③体の認知の問題
①も②もクリアしているけれどできない場合は、ここを改善します。実際音を出すためには自分の体を使わなければ音なんて出ませんね。息を出しながら、舌を動かしてタンギングしたり、レガートに吹いたり息がなくなったら息を吸って、とかもう色々な事を同時にしています。でも紐解けば、シンプルな問題にすることが出来ます。
演奏する箇所が難しい所と言うのは、複合的な要素がつまっています。

今日取り組んだ所は79本のトロンボーンの星条旗よ永遠なれの箇所でした。まず、一番の問題が何処にあるのかを確かめます。この場合私の予想はタンギングかな?と思ったので全て同じ音でインテンポで吹いてもらいました。すると、八分音符の所でタンギングがつまりました。よくよく聴くと、タンギングの都度、音程が一々下がることがわかりました。これにも色々な原因があるのですが(~_~;)

多分口の中で息の流れをせき止めている状態を初期に設定して、常に肺からは息を送り出そうとしていて、せき止めているものをいかに素早く解放するか、だと思います。

自分の見えない体の部分をどう使うかは自分だと感覚でわかるのですが、それを言葉にするのって凄く難しいです。多分根が理屈屋なんでしょう。

そこがダメだ、こう吹け!は一番早く手っ取り早く状態が治るのですが、物事の本質をすっ飛ばしてしまいがちなので、今度また次の「過去に解決した問題が含まれる複合的な問題」にぶち当たった時に噛み砕いて生徒さん自身自分で解決できなくなってしまうので私はなるべくしたくないです。だから、よく私は生徒にどうしたいですか?とか、今どうやって吹いていますか?と聞きます。じゃないと問題が②なのか③なのかわからないからです。

私の中では物事の解決方式は大きく分けて2パターンあります。

①インスタントラーメン式問題解決
インスタントラーメン(カップ)ラーメンは手軽に短時間で作れます。作るのに必要な道具も材料も少なくて済みますし、目的のお腹いっぱいになることも出来るし、美味しいです。でもあまり柔軟性がないですし、いつまで立っても根本的に解決しません。本番前とかで必要な時間がない時はこっちを使います。例:フラッターができない、じゃあ声を出しながら吹いてみよう!指が回らない?じゃあ変え指で等

②本格ラーメン方式
同じラーメンでもカップ麺から本格ラーメンに、本格ラーメンからカップ麺にはなり得ません。この2つは同じようでかなり違います。
まずラーメンを食べたい、作ろう、その材料から揃えますね、ネギ、とんこつ、鍋に入れてスープにして麺をうって、、、時間がかかります。ですが、その行程が沢山あることによって改善ポイントをいくらでも挟むことが出来るんです。例えば、スープの味がイマイチだったら、調理時間を変える、調味料を変える、具材を変えるなどいくらでも応用がききます。小手先だけではなく、本番に向けてではなく普段のレッスンや練習ではこちらがメインの方が私はいいと思っています。フラッターができない:じゃあとぅるるrと巻き舌出来ますか?そこを練習しよう!みたいな

これ書いていて思ったんですが、私ラーメン嫌いでした(笑)

私自身の課題としては、その手っ取り早いインスタントラーメン方式と本格ラーメン方式の塩梅をうまい具合にレッスンにとりいれたいです。